MARETU「あいしていたのに」のモールス信号の意味とは?

MARETUさん作詞作曲のボカロ曲「あいしていたのに」は、4000万再生を超える人気曲です。

この曲には、モールス信号が隠されているため解読してみました。

解読結果や考察をまとめましたのでご覧ください。

目次

MARETU「あいしていたのに」

「あいしていたのに」はMARETUさんが2023年7月28日にリリースした初音ミクのボカロ曲です。

この曲は、かつて深く愛していた相手による裏切りや失恋に対して、「愛していたのに」という強い憎悪と復讐心を描いた楽曲です。

単なる切ない恋愛ソングではなく、裏切りや嫉妬、所有欲、執着といった“人間の闇”を歌っており、特にサビの「愛していたのに…」という言葉の重みが、悲しみと怒りの両方を含んでおり聴きごたえがあります。

メロディも暗く重く、「狂気を秘めた愛」という世界観が強く表現されています。

「あいしていたのに」のモールス信号の解読

モールス信号は曲の2:23〜2:43あたりに鳴っています。

イヤホンの場合は右耳の方からよく聞こえます。

聞き取ってみると以下のモールス信号でした。

モールス信号
- --- --・ ・ - ・・・・ ・ ・-・ ・-・-・- ・・-・ --- ・-・ ・ ・・・- ・ ・-・ ・-・-・-

モールス信号は「トン(・)」「ツー(ー)」の組み合わせで文字を表しており、一つずつ文字に変換すると以下になります。

モールス信号文字
T
---O
--・G
E
T
・・・・H
E
・-・R
・-・-・-.
・・-・F
--- O
・-・R
E
・・・-V
E
・-・R
・-・-・-.

上の表の通り、モールス信号の解読結果は「TOGETHER.FOREVER.」になりました。

「あいしていたのに」のモールス信号の意味とは?

曲中に隠されたモールス信号「TOGETHER.FOREVER.」は、直訳すると「永遠に一緒」「ずっと一緒に」という意味を持ちます。

「永遠に一緒」は愛ではなく復讐心の象徴

主人公は、「裏切り」への憎しみと「逃がさない」という強い支配欲に囚われています。

「終わってしまう前に終わらせよう」という歌詞も復讐をほのめかしているように思えます。

その文脈の中で登場する TOGETHER.FOREVER.(永遠に一緒) は、本来の愛情表現ではなく、

「一緒にあの世にいってやる」

という復讐心を表しているようです。

「ずっと一緒に」という願いが示す歪んだ愛情

「ずっと一緒に」という言葉は、歌詞中の

「あなたはもう私のもの。ずっとずっとずっと。」

というフレーズとも響き合います。

歌全体が激しい憎悪と怒りに満ちているにもかかわらず、その裏側には「永遠の結びつき」への願望がある。

この矛盾こそが、主人公が 愛と憎しみの境界で揺れ動き、混乱した心理状態 に置かれていることを象徴しているようです。

解読結果まとめ

MARETUさんの「あいしていたのに」に隠されたモールス信号を解読してみました。

  • 隠されたモールス信号は「- --- --・ ・ - ・・・・ ・ ・-・ ・-・-・- ・・-・ --- ・-・ ・ ・・・- ・ ・-・ ・-・-・-」
  • モールス信号は「TOGETHER.FOREVER.」を意味している。
  • 「TOGETHER.FOREVER.」は「永遠に一緒」「ずっと一緒に」を意味する。
  • 復讐心と愛情の混乱状態を表現していると考えられる。


「あいしていたのに」に仕込まれたモールス信号「TOGETHER.FOREVER.」は、一見すると愛の言葉のように見えます。

しかし、歌詞に漂う裏切り・怒り・憎しみと組み合わせて読むことで、その意味は“永遠の誓い”ではなく、“終わらない執着”を示す暗号へと姿を変えます。

この暗号は、愛と憎悪が絡み合う曲の世界観をより深く浮かび上がらせる、MARETUさんらしい強烈なメッセージと言えます。

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